タンツ・ムジーク

音楽めもです。

カヒミカリィ 「JOURNEY TO THE CENTER OF ME」

カヒミカリィ 「JOURNEY TO THE CENTER OF ME」(2000)

 
 
ミニアルバムが好きです。5〜6曲30分くらいの1枚を繰り返し聴くコンパクトな付き合い方がちょうどいい。
シングルCDが4曲入りなんていう、もはやシングルがミニアルバム化しつつある昨今、いろんなアラカルトの寄せ集めもいいけれど、同じボリュームならば、少しくらい割高なコース料理の方が食べたいな、というお話。
 
リリース以来、リアルに15年ぶりに聴いてみたのだけど、改めて好みだなぁと思った。
全編に渡りプログレ調という、企画色が強いミニアルバム。ギリシャ神話をモチーフにした「Pygmalism」は、プロデュースのモーマス節炸裂といったところ。
確かミニアルバム含め三ヶ月連続リリースとかで、最終的にフルアルバム「tilt」に繋がるといったコンセプトだったと思う。
 
野暮を承知で言うけれど、カヒミカリィと一番相性がいいのはどう考えてもモーマスで、彼女の作品で一番思い入れがあるのは、彼らが出会って初めてタッグを組んだミニアルバム「I AM A KITTEN (Kahimi Karie sings Momus in Paris)」だったりする。本当に衝撃的な1枚だった。
 
 こちらはモーマスのセルフカバー。

ここら辺(http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヘンリー八世の六人の妻)とか、ここら辺(http://ja.m.wikipedia.org/wiki/地底探検_(アルバム))からの引用だったんですね。

センター・オブ・ジ・アースと言えば、ディズニーシーだけど、TDSが開園したのはこのミニアルバムがリリースされた翌年、2001年ですって。いやはや。