f(x) 「ピノキオ」 - タンツ・ムジーク

改めて、都会の大通りにピンクの戦車ってアイデアが素晴らしい！

「피노키오（Pinocchio）」（2011）

f(x)のファースト・フルアルバムになるのかな。（K POPはミニアルバムをちょこちょこリリースするのであまり「ファースト」ってイメージの作品ではないけれど）

80’テクノポップ、HIPHOP、R&B、ファンクと、ありとあらゆるジャンルの曲調を縦横無尽に、まるでティンカーベルのような軽やかさで飛び回る名盤です。

リード曲「피노키오（Danger）」

とびきりキュートな80’ｓテクノポップにエンバくん*1のハンサムすぎるラップがとってもいいスパイス。

どファンク。

音数の少ないタイトなトラックが気持ち良い。若い男女の掛け合い、これはときめく。

わたしがK POPに興味を持ったきっかけはf(x)でした。

少女時代も2NE1もいいなあと思ってましたが、f(x)をはじめて聴いた時の「コレダーーー」感、ここまで自分のツボのど真ん中をぐいぐい押してくる韓国グループがいたのか！と、衝撃的でした。

わたしは日本のアイドルグループにおける、「声質の博覧会」的なところを愛していて、そういった面でも、高音から低音までメンバーの声のコントラストがはっきりしてるf(x)は「推せる」グループでした。メンバーもかわいいし、そして何から何までハイセンスでファッショナブル。

K POPの中で一番好きな曲と断言できる「NU ABO」。

この世で一番ハイセンスなティーザーと断言できる2ndアルバム「PinkTape」のArt Film。（曲は「미행(尾行)／shadow」）

先日、7/22にf(x)初の日本パッケージとなる「SUMMER SPECIAL Pinocchio / Hot Summer」がリリースされるとの報がありましたが、正直どうなんだろう…という気持ちの方が大きいかなあ。

グループでの活動をお休みしてるソルリの件もあるし、ずっと頓挫してた日本での活動を今このタイミングで再開する意図も分からない。契約うんぬんという噂もささやかれてますが。プロモーションとかちゃんとするのかもちょっと怪しいですね。

*1:念のため注釈しておくと、ボーイッシュなメンバー、Amberさんのこと