わたしが好きな斉藤由貴 作詞曲
AppleMusicで斉藤由貴の初期アルバム「AXIA」(1985)、「チャイム」(1986)、「風夢」(1987)をダウンロードしてからというものの、斉藤由貴三昧な毎日を送ってます。
この記事に貼った「予感」、「いちご水のグラス」もそうなのだけど(そして大好きな「アクリル色の微笑み」も)よくよく調べると、斉藤由貴本人による作詞曲の多さにびっくりした。
中学時代は小説部、高校では漫研(萩尾望都ファン)だったという由貴ちゃん。月カドで連載してた小説もちらっと読んだことがありましたが、もともと創作の素質のある人だったのだろうな。
松田聖子を筆頭にクリエイター気質の女性シンガーはそりゃ他にもいるけれど、彼女の歌詞の驚くべきところは最初から(デビュー2年目)プロの作詞家たちの作品と引けを取らないクオリティだったということ。アイドル本人作詞曲ってだいたいはどうしてもソレと分かる違和感があったりするものなのに(もちろん良いものもたくさんあります)、彼女が書くものは「斉藤由貴」が歌う曲の歌詞としてごくごく自然に成立しているのがすごい。
なんとなく知ってはいたはずなのに、この曲もこの名曲も本人作詞だったの?と、驚きの連続だったので、その中でもお気に入りの曲をぺたぺた貼ってゆきます。1987年リリース「ripple」や90年代の作品(未聴)はほぼほぼ自作なんですね。
しかしなぜAppleMusicにセカンドアルバム「ガラスの鼓動」がないのかしら。かなしい…、かなしいことり。(ちなみにカセットテープのCMソングで有名な「AXIA~かなしいことり~」は銀色夏生作詞・作曲。作詞は分かるけど作曲て)
「お引越し・忘れもの」 『ガラスの鼓動』(1986)収録 (斉藤由貴20歳)
昨日は7月7日でしたね。
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「月野原」 『ガラスの鼓動』(1986)収録 (斉藤由貴20歳)
なんというか既に世界観が出来上がってる。崎谷さん曲、好きだなあ。
改めてぺたり。
「予感」「いちご水のグラス」 『チャイム』収録(1986)(斉藤由貴20歳)
「予感」(作詞: 斉藤由貴、作曲: 亀井登志夫、編曲: 武部聡志)
名曲中の名曲「予感」は東横線がモチーフとのこと。なるほど、銀色電車。
「いちご水のグラス」(作詞: 斉藤由貴、作曲: MAYUMI、編曲: 武部聡志)
プロデューサーの長岡和弘さんのブログにこの曲の誕生秘話が。おお。面白い。
「家族の食卓」 『風夢』収録(1987)(斉藤由貴21歳)
トーク番組『斉藤さんちのお客さま』エンディング・テーマ、だったな~ だったよ~。由貴ちゃんがお嬢様(メインMC)で室井滋がばあや的な設定のトーク番組、ぼんやりとしか覚えてないけど見てた。ぐぐったら、おモー様とかゲストに呼んでるのね。
このフォーマットで綾瀬はるかがメインMCのトーク番組とか見たいなあ。相棒は福田彩乃とか?
貼れる素材がないけど「体育館は踊る」(作詞: 斉藤由貴、作曲: 崎谷健次郎、編曲: 武部聡志)はオープニング・テーマだったとのこと。学園祭の一日を描いたこちらもかわいらしい曲。
「うしろの正面だあれ」 『ripple』収録(1987)(斉藤由貴21歳)
この曲も大好きだった!
「さよなら」 『PANT』収録(1988) (斉藤由貴22歳)
シングル。信仰と表現活動を純粋に両立してるひとと言えばわたしの中で由貴ちゃんと矢野さんで、わたしは矢野さんの音楽も好きなのだけど、関係してると言えばそのような気もするし関係ないと言えば当たり前だけど全くもって関係ない。
「いつか」 『LOVE』収録(1991)(斉藤由貴25歳)
(作詞: 斉藤由貴 、作曲: 山口美央子 、編曲: 上杉洋史)
この頃はもうアイドル女優というより完ぺきに女優さんにシフトチェンジされてた時期。このシングルも好きだった。1991年。この翌年の春に交際相手だった人がああいう亡くなり方って、、、ヘビーだわ……。
はあ〜名曲だらけ!
個人的に斉藤由貴フォロワーだと思ってる南波志帆ちゃんにこの手のジャンルを頑張っていただきたいところだけど、、ピンのシンガーにはなかなか世知辛い時代ですよね。ポニーキャニオン・ルネッサンス、起こせぬだろうか。