タンツ・ムジーク

音楽めもです。

Claudine Longet 「Love Is Blue」


HARPERS BIZARRE / HAPPY TALK - YouTube

少し前、ファミマローソンのCMで流れてたのはハーパース・ビザール版の「Happy Talk」でしたでしょうか。検証出来ないのですが。

 

「Happy Talk」は元々は「南太平洋」というミュージカルの劇中歌で、いろんな人にカバーされてきたっぽいのですが、個人的になじみがあるのはハーパースとクロディーヌ・ロンジェのもの。

  

 


ボーイソプラノとの掛け合いが素晴らしいですね!ザッツ・ナイス! 

 

アルバム「Love Is Blue」(1968) は、そのほとんどがカバー曲だったりするのですが、甘くチャーミングなクロディーヌのウィスパーボイスと洗練された選曲・アレンジが素晴らしすぎて、このアルバムと出会ってからそれこそ20年近く経つけれど、いまだに何度聴いても飽きがこない、これこそソフトロックの名盤中の名盤だと思います。

 

久しぶりにクロディーヌ・ロンジェでぐぐってみたら、こちらのページにたどり着いたのですが↓ 

Claudine Longet(なかざわ ひでゆきさんのHP)

スキャンダルのくだりの記述を読んでびっくり。わたしも長年、クロディーヌは「夫の愛人」を射殺したもんだとすっかりそう思ってました。実際、いろんな雑誌や本でそう語られていたのを目にしてましたし。当てにならないもんですね。

 

 

 

 この曲はオリジナルなのかな。アルバムの最後を飾るロジャー・ニコルスとポール・ウイリアムス共作。

わたしは少々感傷的な人間なので、やっぱりこういう哀しい歌に、弱い。


Claudine Longet - It’s Hard To Say Goodbye - YouTube

 

 

 

ヘンリー・マンシーニによる、映画「パーティ」のサントラもファンキーかつラグジュアリーな名盤なのですが、クロディーヌ版の(彼女は女優でもあったみたい)この曲が収録されてないのが解せない。


Claudine Longet - Nothing to lose(1968) (from The Party ...

「失うものは何もなく」。こちらも名曲。

 

 

 

フリッパーズの「ラテンでレッツ・ラブ~」の元ネタである「WHO NEEDS YOU」も「Love Is Blue」に収録。いやしかし、ちょう久しぶりにラテンでレッツラブ聴いたら、声が若くて仰天しました。