タンツ・ムジーク

音楽めもです。

土岐麻子 「Bittersweet」

ザキヤマが結婚。

正直、既婚かどうか今まで意識してなかったし、スクール革命でのザキヤマしかほぼ知らないけど、これは結構ガツンとキた。

わたし、ザキヤマの事、こんなに好きだったんだ……(トクン

 

 


土岐麻子  「セ・ラ・ヴィ ~女は愛に忙しい~」(2015)

 邦楽の新譜を無料(Apple Music)で聴くのはなんだか申し訳ないなあと思いながらダウンロードした土岐さんのニューアルバム。

ここのところ繰り返し愛聴してるのだけど、あまりにもターゲットが「わたしスペック」な内容だったゆえに、はじめはちょっと息苦しくて聴き進めるのが結構辛かった。「あなたにぴったりでしょう?」と用意されたフルコースに、スーさん的なキャッチーな造語感覚*1(?)に、思わず胸やけしてしまって。なかなかに直球なんですよね、どの曲も。

それに、曲に出てくる女性たちは同世代ならではの寄り添い方をしてくれるから余計に、なのだけど、ちっちゃいちっちゃいノイズがいちいち気になってストレートに受け止められなかったのでした。めんどくさいですね。

 

ダンサブル且つ、非常に聴きやすい素敵なアルバムです。

「土岐さんが "ただなんとなく生きてる" はずないよねえ」とほんの少し意地悪なことを思いながら、フラットにやさぐれてる「Beautiful Day」が結局やっぱりお気に入りです。他は「Kung Fu Girl 」「愛のでたらめ」とかが好きかな。

 

 

 

*1:ほとんど土岐さんご本人作詞ではあるが